2023/12/21 18:27
「アイルオブジュラ2009 12年 / ウイスキーエージェンシー」飲んでみました!
ドイツのボトラーズ「ウイスキーエージェンシー」と
ポーランドの「ベストウイスキーマーケット」とのジョイントボトルです。
ベストウイスキーマーケットはあまり存じ上げませんが、
ウイスキーエージェンシーのリリースするウイスキーは出来上がりが素晴らしく
信頼できるボトラーズ会社の一つです。
今回はそのウイスキーエージェンシーがリリースした「アイルオブジュラ」のご紹介です。
「アイルオブジュラ」はアイラ島からアイラ海峡をフェリーで渡る以外移動手段がない
人口わずか180人のジュラ島にある蒸溜所です。
アイラ島のすぐ隣で海沿いにあるのに、
潮っぽさもなく、アイラモルトとは正反対なすっきり軽めな酒質です。
ホワイト&マッカイが長く運営していましたが、
ホワイト&マッカイ自体フィリピンのエンペラドールが買収してその傘下になっています。
今はイオン系のコルドンヴェールという会社が輸入しており、
日本国内でも認知度が上がる予感がしております。
さてさて、前置きが長くなりましたが早速飲んでみます。
色は、透明感のある茶褐色ですね。
香りは、上品な和栗のような甘すぎない甘い香り
生クリームのようなクリーミーな香りに
カステラのザラメの部分のような香ばしく、ほんのり焦げた甘苦い香りが広がります
口に含むと、カンロ飴のようなキャラメリゼのような香ばしい甘い風味
アルコール度数が49.7%と低めのせいか
口当たりが優しく、口の中全体に栗の渋皮煮のような甘渋い風味が広がります。
これはなかなか絶妙ですね。
ついつい飲み過ぎてしまう柔らかい美味しさですね。
お正月の乾杯ウイスキーでいかがでしょうか!