「ロイヤルブラックラ2009 13年 / オールド・モルト・カスク」飲んでみました！

ハイランドのシングルモルトのロイヤルブラックラです。

ハイランドと言っても、インバネスからエルギン方向に車で20分ほどの所にあり、

ほぼスペイサイドというロケーションになります。

シェイクスピアのマクベスでダンカン王が殺害されたとされるコーダー城がありますが、

そのコーダー伯爵の子孫は今でもそこに住んでいて、

その領地の一部を借りてロイヤルブラックラ蒸溜所はあるそうです。

行く機会があったら、是非コーダー城も見学したいですよね。

さてさて、早速飲んでみたいと思います。

ラベルにはマンサニージャバットって書いてますね。

飲む前に少し脱線しますが、マンサニージャとは、

スペインのサンルーカル・デ・バラメダという町でしかつくれないシェリー酒ですが、

キリッとした辛口のシェリーってイメージがあります。間違ってたらすいません。

色は、透明感のある茶色。マッカランのダブルカスクぐらい濃さですね。

香りは、開けた瞬間からアプリコットのドライフルーツのような甘い香りが広がり

少しハーブティのような爽やかな香りと、濃いめの紅茶のようないぶされた苦みのある香りがします。

栗の渋皮煮のような渋みと甘みなど、甘みと渋みの複雑な香りが広がります。

口に含むと、香りを裏切らずに、栗の渋皮煮のような甘渋い風味が口の中に広がります。

レーズンあんのような穀物っぽい甘みと酸味と渋みが絶妙に組み合わさります。

みなさんも是非飲んでみてください！