2023/11/09 17:00

「オスロスク2009 13年 コートロティフィニッシュ / コニサーズチョイス ウッドフィニッシュ」飲んでみました!

オスロスクは、スペイサイドのシングルモルトで
創業は1974年と比較的新しく当時J&Bのブレンド用原酒工場として設立され
97年にディアジオグループになって今だと花と動物シリーズで見かけますよね。
個人的に印象は深くありませんが、一言で言うと飲みやすいウイスキーって印象です。

今回のオスロスクは、G&M社の「コニサーズチョイス」シリーズから
稀に発売される「ウッドフィニッシュ」シリーズで
リフィルバーボンバレルで11年熟成した後に
南フランスのシラーで知られる赤ワインの産地であるコートロティ樽で2年熟成したものです。
ワイン樽って絶妙に美味しいものもあれば
ちょっと外れのウイスキーもあって好みが分かれるところですよね。

ということで、早速飲んでみました。
色は、赤く輝く色で、夕日を思わせる色合いですね。
香りは、黒インクのようなちょっと鼻につく香りを最初に感じました。
徐々にオランジェットのようなオレンジの酸味とカカオのほろ苦さ
栗の渋皮煮のような甘渋い香りが広がります。
ちょっとライトピートの香りとも似た籾殻のような穀物の香りが追いかけます。
口に含むと、香りとは違ってクランベリーのようなベリー系のフレッシュな酸味を感じます。
フレッシュクランベリーをチョコディップしたような
奥歯でチョコをかんだときにあふれ出すベリーの甘酸っぱさと
枝付きレーズンの苦みとも似た渋みが口の中に広がります。
それでも最後に鼻に抜けるモルトの香りが落ち着かせますね。
時間がたつにつれて、最初に感じたインクのような香りは消えて
カカオのようなほろ苦さが続きます。
いかにも赤ワイン樽熟成の風味を教えてくれます。

ドライフルーツをつまみに飲みたいウイスキーですね。
BAR鶴亀でも飲めます。
よかったらお試しください。